更地に居住用の賃貸マンションを建てると、土地の固定資産税、相続税の節税効果が見込まれます。更地に居住用建物を建てると、土地200㎡当たり1戸の割合で土地の固定資産税は6分の1に軽減されます。例えば1,000㎡の土地であれば、5戸以上の賃貸マンションを建てると、固定資産税の総額が軽減の対象になります。ただしその分建物の固定資産税は加算されます。 また、相続税上は更地の場合は100%の評価額となりますが、賃貸住宅が建つことで貸家建付地となり、一定割合で土地の評価が下がります。 そして建物については、相続税上は固定資産税評価額で評価されますので、例えば1億円の建物を建てたら、相続税上はその30%程度の評価額となるため、財産価額は圧縮されます。 評価上の相続財産が小さくなるため、相続税の節税効果が期待できます。